外壁塗装、アクリルとウレタンってどうなの?

こんにちは!大阪高石市の外壁・屋根塗装専門店コーラルリーフです。
外壁塗装工事を検討し、お話を聞いたことがある方の中には正直「高い…」と感じた方もいるのではないでしょうか?
もしかするとアクリル塗料やウレタン塗料が提案内容に入っていて、注意点は聞いたけど安価だしやらないよりはいいかも…と迷っているかもしれません。
結論から言えば、外壁のメンテナンス時にアクリル塗料やウレタン塗料を使うことが必ずしも「ダメ」ということはありません。
ただ、塗料選びは外壁の耐久性や美観を左右しますので「安いから…」と決めるのではなく、塗料のことを知った上で判断していただければと願っています。
そこで今回は、アクリル塗料とウレタン塗料の特徴、メリット・デメリット、費用相場、そしてどんな人におすすめなのかを徹底比較します。
この記事を読めば、あなたにとってアクリル塗料やウレタン塗料が最適であるかを判断できるヒントを見つけられますので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!
そもそもアクリル塗料とは?
アクリル塗料は、アクリル樹脂を主成分とした塗料です。
特徴
- 価格: 比較的安価
- 耐久性: 低い (耐用年数5~8年)
- 柔軟性: 劣る
- 光沢: 比較的良い
- 色: カラーバリエーションが豊富
メリット
- 費用を抑えたい方: アクリル塗料は、他の塗料に比べて価格が安いため、初期費用を抑えたい方におすすめです。
- 頻繁に塗り替えたい方: 耐久性が低い分、塗り替えサイクルが短くなりますが、こまめに塗り替えたい方には適しています。
- DIYで塗装したい方: 比較的扱いやすく、DIYで塗装に挑戦したい方にもおすすめです。
デメリット
- 耐久性が低い: 耐用年数が短いため、定期的な塗り替えが必要です。
- 汚れやすい: 親水性がないため、汚れが付着しやすい傾向があります。
- ひび割れしやすい: 柔軟性が低いため、地震や建物の動きによってひび割れしやすい場合があります。
ウレタン塗料とは?
ウレタン塗料は、ウレタン樹脂を主成分とした塗料です。
特徴
- 価格: アクリル塗料よりやや高価
- 耐久性: アクリル塗料より高い (耐用年数8~10年)
- 柔軟性: 比較的良い
- 光沢: 比較的良い
- 色: カラーバリエーションが豊富
メリット
- アクリル塗料より耐久性が高い: アクリル塗料に比べると、耐久性が高く、塗り替えサイクルを長くすることができます。
- 密着性が高い: 様々な素材に密着しやすく、外壁以外にも屋根や鉄部など、幅広い箇所に使用できます。
- ひび割れに強い: 柔軟性があるため、地震や建物の動きによってもひび割れしにくいです。
デメリット
- シリコン塗料やフッ素塗料に比べると耐久性が低い: 近年主流のシリコン塗料やフッ素塗料に比べると、耐久性は劣ります。
- 汚れやすい: 親水性がないため、汚れが付着しやすい傾向があります。
どんな人におすすめなの?
<アクリル塗料>
- 費用を抑えたい方
- 頻繁に塗り替えたい方
- DIYで塗装したい方
<ウレタン塗料>
- アクリル塗料より耐久性を重視したい方
- 様々な箇所を塗装したい方
- ある程度の柔軟性を求める方
予算的にどちらかしか選べない場合はどうしたらいい?
アクリル塗料とウレタン塗料のどちらかしか選べないは、以下の点を考慮して判断しましょう。
- 予算: 費用を抑えたい場合はアクリル塗料、耐久性を重視する場合はウレタン塗料がおすすめです。
- 耐久性: 塗り替えサイクルを長くしたい場合はウレタン塗料、こまめに塗り替えたい場合はアクリル塗料がおすすめです。
- 外壁の素材: 外壁の素材によって、相性の良い塗料が異なります。専門業者に相談し、適切な塗料を選びましょう。
- 求める機能: 遮熱性、断熱性、防汚性など、求める機能がある場合は、それぞれの塗料の特徴を比較検討しましょう。
注意点
一つ上のグレードである【シリコン塗料】もウレタン塗料やアクリル塗料に比較的近い価格帯で工事が出来る可能性もあります。
塗装を検討しているお家に長く住んでいく予定の場合、将来的なコストパフォーマンスを考えるとウレタン塗料やアクリル塗料で塗装するよりもグレードアップした塗料で塗装を行う方が良い場合もあります。
話を聞いた業者の提案内容だと予算的に難しいと感じ、ウレタン塗料やアクリル塗料で決めようと考えているという方は、最低でも3社くらいは見積りを取り、見比べてから決めることをオススメしています。
外壁塗装工事の費用は業者によってさまざまですので、少し手間はかかりますが諦めずに聞いてみてください。
そうすることで、最終的にお家やお客様の負担を最小限にすることができるかもしれません。
さいごに
アクリル塗料とウレタン塗料は、それぞれメリットとデメリットがあります。
どちらを選ぶべきかは、予算、耐久性、外壁の素材、求める機能などを考慮して判断しましょう。また、本当にアクリル塗料・ウレタン塗料で大丈夫かも含めて複数のお見積りを取り話を聞いてみることをオススメしています。
大阪高石市の外壁・屋根塗装専門店コーラルリーフでも、お客様のご予算やご事情に合わせたプランを提案しています。
もし外壁塗装・屋根塗装でお困りのことがあればお気軽にご相談ください。